去年のちょうど今頃、ロックダウン中にリヨン国立高等音楽院の先生が企画されたマズルカ全曲演奏会 in YouTube。
私はこの1曲を演奏させていただきました。
マズルカとはポーランド民俗舞踊の1つで、ショパンは生涯にわたって50曲を超えるマズルカを世に残しました。
曲想も緩急も様々なマズルカがあります。
ショパンのマズルカは後世の作曲家にも大きな影響を与え、ドビュッシーやスクリャービン、
そして、先日紹介したグラナドス(スペイン舞曲集第9曲目)もマズルカを残しています。
私が演奏した作品67は、他の作品に比べて有名ではないかもしれませんが、
第3曲目はハ長調の美しい旋律と、中間部分の生き生きとした踊りが特徴です。
ワルツにも近いような曲調で、短いながらもとても魅力的な1曲です。
昨年のロックダウン中に自宅録音したものなので、あまり音質は良くないですが(笑)
よろしければお聴きください。