念願のパリでのリサイタル(06/19)

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6月2日、パリ市のプティ・パレで行われたリサイタルは無事に終演いたしました。
リサイタル前日にフランス入りするという、ハードスケジュールでしたが、
当日はしっかり音楽に集中できて、ほっと一安心でした。


パリ時代の師匠、リヨン時代の師匠も来てくださり、
「こんなにゴイェスカスを演奏できるピアニストはなかなかいない、ラ・ローチャのようだったよ」とお褒めの言葉をいただき、本当に嬉しかったです。
懐かしい友人たちも来てくれて、本当に感謝感謝です。

 

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今回の演奏会、実は2019年12月から、ストライキや新型コロナウイルスによって、ずっと延期されていたものでした。

この2年半、演奏活動があまりできない中で温めてきたプログラム、
この思い入れのあるプログラムを演奏できたことが、本当に嬉しかったです。

 

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留学当時から何も変わらないパリの街並み。
フランス語も忘れておらず、短い期間ではありましたが、留学時代に戻ったかのようでした。

ただ一つ変わったことは、楽譜屋さんで生徒さん用の教材を探していたことでしょうか?(笑)

フランスで得たことを、また演奏活動や指導活動に反映していきたいと思っています。

第2の故郷、フランスでまた演奏できますように。

 

あけましておめでとうございます。(01/04)

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あけましておめでとうございます。

2020年10月に5年間のフランス留学を終え、2021年は試行錯誤の一年でした。
まだまだ、新型コロナウイルスの影響もあり、演奏会を中止にせざるを得ないこともありましたが、
15年ぶりの地元三重県での演奏会などと、少しずつ演奏活動も再開することができました。

また、オペラの伴奏や、スター・クラシックス・アカデミア、名古屋演奏家育成塾など、
留学を終えてもなお、勉強させていただける環境に感謝しています。

今年は、3月にスター・クラシックス・ガラコンサート、6月には既に3回延期されているパリでのリサイタル、9月には豊田でのリサイタルとビックイベントが目白押しです。

ピアニストとしてさらに磨きをかけ、皆様に感動をお届けできるよう精一杯頑張ります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

サマーコンサートin四日市終演(08/11)

先日8月8日、「クラシック音楽祭2021みえ  サマーコンサートin四日市」が
無事に終演いたしました。

 

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当日のプログラム

 

10数年ぶりの文化会館での演奏、感慨深いものがありました。
文化会館で最後に演奏したのはラヴェルの協奏曲でしたが、今回演奏したのもドビュッシー。
昔からフランス音楽が大好きなのは変わらないみたいですね。

ソロの他にも、ヴァイオリニストの吉岡秀和さんと、パーカッショニストの和泉麻里さんと共演させていただき、楽しい楽しいステージでした。
このようなご時世ではありますが、たくさんの方にご来場いただき、感謝しております。
ありがとうございました!

今回の演奏会の模様が、本日の「ケーブルNews」で放送されたようです。
1か月ほど過去の放送が視聴できるそうなので、もしよろしければご覧くださいませ。

「ケーブルNews」

 

さて、続いては愛知県豊田市でのリサイタルです。
まだお席がございますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします!
四日市で演奏したドビュッシー、グラナドスの愛の言葉も演奏します!

 

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音楽サロン A PIACERE in 豊田

※新型コロナ感染対策のため、チケットはサロンホームページのみでの扱いとなります。
詳しくはこちらをご覧ください。

お申し込みフォーム

 

 

久しぶりの四日市での演奏会(06/19)

お久しぶりです。久しぶりの投稿となりました。

来る8月8日(日)に、第4回クラシック音楽祭2021みえ  サマーコンサートin四日市に参加することとなりました。

 

演奏会情報はこちらから
第4回クラシック音楽祭2021みえ  サマーコンサートin四日市(08/08)

 

フランス物を中心としたソロプログラムの他、アンサンブルでも出演予定です。
ピアノの他にも、ダンスや木管五重奏など、多彩なプログラムなので、
普段あまりクラシックのコンサートに足を運ばない方も、楽しんでいただけると思います。

 

四日市市文化会館で最後に演奏したのは、私が中学2年生の時。
10数年ぶりに文化会館で演奏できることに、なんだか感慨深いです。

フランス物のプログラムを演奏するのは久しぶりです。
中でも「ヒースの茂る荒れ地」は、CNSM在学中に行われたドビュッシーフェスティバルで、
マスタークラスと演奏会で演奏した思い出の曲です。
5年間のフランス留学で得たものを表現できたらと思っています。

このホームページで、少しずつ曲目紹介をできたらと思っているので、お楽しみに!

 

ショパン マズルカ第44番 (遺作) Op.67-3(05/07)

去年のちょうど今頃、ロックダウン中にリヨン国立高等音楽院の先生が企画されたマズルカ全曲演奏会 in YouTube。
私はこの1曲を演奏させていただきました。

 

 

マズルカとはポーランド民俗舞踊の1つで、ショパンは生涯にわたって50曲を超えるマズルカを世に残しました。
曲想も緩急も様々なマズルカがあります。

ショパンのマズルカは後世の作曲家にも大きな影響を与え、ドビュッシーやスクリャービン、
そして、先日紹介したグラナドス(スペイン舞曲集第9曲目)もマズルカを残しています。

私が演奏した作品67は、他の作品に比べて有名ではないかもしれませんが、
第3曲目はハ長調の美しい旋律と、中間部分の生き生きとした踊りが特徴です。
ワルツにも近いような曲調で、短いながらもとても魅力的な1曲です。

昨年のロックダウン中に自宅録音したものなので、あまり音質は良くないですが(笑)
よろしければお聴きください。